私が代表を務める横浜歯科臨床座談会の分科会「食事指導勉強会」は、１９９３年に発足して以来、個々がどのような食事を摂るかが、歯ぐきの健康状態に大きく影響してくるということを、数多くの臨床症例をもとに実証してまいりました。

そんな勉強会に歯科医院ご一同様でご参加いただいたことは、私たちにとっては大変光栄なことでした。
「きりの歯科クリニック」としては、食事指導勉強会は、１００回記念例会も入れるとこれで２回目のご参加ということになります。

おかげさまで、この日の食事指導勉強会はいつもよりさらに活気あふれた素晴らしい会となりました。
なかでも、ただ見学にお見えになられただけじゃない「きりの歯科クリニック」のチーフ衛生士の住友さんが、食事指導の症例発表をしてくださいました。
初めて参加する勉強会で、自らのケースを発表するなんて、普通できることじゃありません。このやる気、度胸、そして積極性！私たちも習わなければなりません。

しかも、住友さんが発表された症例は、うまくいったケースではなくて、いろいろ思い悩んで試行錯誤してやりながら、課題点がいっぱいみつかったケースでした。
ここであえてこういう症例をぶつけてきた住友さん、実にすばらしいと思いました。

私も横浜歯科臨床座談会の代表をやらせていただき、毎月司会進行をしていて最近よく思うのですが、何もかもうまくいった「どうだ！」という症例発表は、ただ「素晴らしい！」「賞賛に値する」という感想しか出なく、たいしてディスカッションが盛り上がらないものです。

しかし、勇気を出して敢えて発表した失敗症例は、そのあとのディスカッションがすごくよく盛り上がるのです。みんなで意見を出し合って、一緒に考えて、次のチャンスに向けて準備をする。この過程が実におもしろいのです！
ここで議論した内容が、住友さんの次なる飛躍に結びつくことを願っています(^O^)

さて、勉強会の最後にみんなで記念撮影をしたあとは、このまま楽しい懇親会に流れていきました。
行った先は、馬車道にある「中国食堂」。
私も初めて行ったお店でした。

店内は、いい感じの小汚なさ（こういう方が美味しかったりするんです）に、足が滑って転びそうなほどヌルヌルした床（笑）
店員さんは全員中国人で、日本語はカタコト。
しかも注文したら、怒ったような口調で返事が返ってくる（笑）

こんなお店でしたが、料理はなかなか美味しく、しかもムチャクチャ安かったです！
デートには決しておススメしませんが、私は中華街の高級中華よりも、こっちの方が好きですね。よかったら一度どうぞ♪

◆中国食堂　関内馬車道
http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14002874/

きりの歯科クリニックのスタッフのみなさんを囲んでの大懇親会は、夜遅くまで盛り上がりました。
またの再会を約束して、１１時過ぎにみなさんとお別れいたしました。

～後日談～
先日、「きりの歯科クリニック」のみなさんから、段ボールひと箱分の秋ナスと、徳島名産のすだち酒と、徳島名物フィッシュカツと、そしてご丁寧なお手紙をいただきました。
こんなにいっぱい、本当にありがとうございます。
徳島、一度も行ったことないですが、すごく行ってみたくなりました♪