ちょっと前の話になりますが、先日家族4人で、近所のブルーベリー農園に行って、ブルーベリーの摘み取りを体験してきました。 わが子たちは、3歳までは甘いものナシで育てています。 甘味以外の味覚を発達させ、好き嫌いなく育ち、むし歯になりにくい環境を作るためです。 ここでいう「甘いもの」というのは、お砂糖を含む嗜好品(お菓子やケーキ、アイスクリーム)です。 ただ厳密に言いますと、果物(フルーツ)の中にもショ糖や果糖が入っていますので、果物もいわゆる「甘いもの」の中に入ります。 しかし幼稚園に入る子供が、果物の名前も色も味もわからないというのも別の問題が生じてきますので、我が家では果物類だけは特別に「ときどき、ほんの少量だけ」3歳以前から与えていました。 そんな中でも、うちの息子の一番の好物がこの「ブルーベリー」。 子供が食べるには手ごろな大きさで、皮もむかずにパクッと食べれるところが魅力らしいです。 でも時々食べさせてもらえるブルーベリーも一日せいぜい10粒くらい。 一度でいいからブルーベリーをいっぱいいっぱい食べてみたかったそうです。 「そんな息子の夢、1回くらいなら叶えたろ」と思った私(*^^)v 3歳を過ぎて甘いもの解禁になったにも関わらず、自分からはすすんで甘いものを欲しがらない息子にご褒美をあげることにしました。 この日私たちが向かったのは、前々から一度行きたいと思っていた、泉区にある「さんや農園」さん。 泉区だけでも10数箇所にブルーベリー畑を持つ、県下でも有数のブルーベリー専門の農園です。 ただ私たちが行った日は、ほんとシーズン最後のギリギリでございまして、「今日で今年の摘み取りおしまい」という、何ともラッキーな日に滑り込むことができました。 実は私もブルーベリーの摘み取りは初めての経験でして、そもそもブルーベリーがどのように実っているのかすら知りませんでしたので、私たち親にとってもなかなかいい経験となりました。 ここでは、摘み取った分の実だけ買い取るというシステムで、決して「食べ放題」ではなく、その場で食べてもせいぜい試食程度と決められています。 しかし、そんなルールが子供たちに通用するわけがございません! 息子は水を得た魚のごとく、目の前に広がる夢のような光景に興奮し、ひたすらブルーベリーを摘み取っては口の中に放り込んでいくという…、ま、こうなることは想像してましたけどね(笑) 当然のごとく1歳半になる娘もこうなったら止めることができません(+_+) 「今日だけ特別」ということにし、娘も好きに食べさせました(笑) それにしても子供たちのブルーベリーを食べるスピードの速いこと! 子供たちにもカゴを与えて「とったブルーベリーをこのなかに入れるんだよ」と教えたのですが、いつまでたってもカゴの中は空っぽで、ぜ~んぶ彼らの胃袋におさまっていきます。 しまいには、私が一生懸命摘み取っているカゴの中のブルーベリーを鷲掴みにして食べ始める始末…。 「これはマズイ」と危機感を感じた私たち夫婦は、わずか30分程度で「はい!おしま~い!」と強制終了(^O^) 十分摘み取ったブルーベリーを買い取り、半分は人に配り、半分はジャム用に保存し、あとのほんのわずかの量を子供たちの分に残しました(笑) 今季はもう終わってしまいましたが、来年はまた6月からブルーベリーの摘み取りができます。 ご家族連れでの自然体験にはとってもおススメですよ♪ ◆さんや農園 http://sanyanouen.web.fc2.com/ |