10月20日の日曜日、鶴見大学会館で開催された「明快塾」という歯科衛生士がメインの勉強会に、ゲストスピーカーとして私をはじめとした横浜歯科臨床座談会のメンバーが招かれ、3時間近いお時間をいただき講演してまいりました。 その時のお話を、なんだか書きたいことが沢山ありすぎますし、紹介したいステキな写真が満載なので(笑)、何話かにわけてご紹介いたします。 今日はそのパート1ということで、序章といいますか総論といいますか、横浜歯科臨床座談会の代表として、私個人のその日の役割や、私自身が思ったことなどを綴ります。 「明快塾で武居先生たちに話してほしい」 そんな光栄なオファーを明快塾主宰の長山和枝衛生士(写真②)からいただいたのは、今からちょうど3か月前のこと。あのときは本当に嬉しかったです。 そして長山さんのお言葉に、フツフツと湧き上がる熱い想いを覚えたのを、今でもよく覚えています。 長山さんは「10月の明快塾は『食』をテーマの回にしたい。ここに参加してくれている塾生みんなの食生活を、改めて見直してもらうきっかけにしてほしい。そのためには、横浜歯科臨床座談会のみなさんの力が必要なんです!」と、私に訴えてくださいました。 その日から私は、いただいたチャンスを最大限に活かして、長山さんや、わたなべ歯科の院長のなべちゃん(渡辺勝先生)らに、そして明快塾の塾生のみなさんに恩返しができるように、会の選抜メンバーらとともに精いっぱい準備をしてきました。 そして、私たちの想いを、この日の明快塾にすべて表現させていただいたつもりです。 われわれ「人間」を形成しているのは、日々の食事です。 食べることを楽しんで生きている人は、体が丈夫で滅多なことでは体調を壊しません。 声も元気よくお腹の底から出ます。 よく笑います。笑顔も素敵です。活き活きしています。 一方、食べること自体に生きる喜びを感じない人、食が細い人、好き嫌いが激しい人などはどうでしょう。 よく風邪をひきますよね。声が細いですよね。覇気がないですよね。 ただし、いっぱい食べればいいかというとそういう問題でもありません。 健康で丈夫な体を作るには、1日3食規則正しく食べること。 主食・主菜・副菜とバランスとカロリーを考えた食事をとること。 甘いものを摂取しすぎないこと。 そのことこそが、本当に健康で丈夫な体を作るのに大切なことなのです。 明快塾の塾生のみなさんの多くは、若い歯科衛生士の方々です。 これから将来結婚し、パートナーと生活を共にし、やがて子育てが始まることでしょう。 今度は自分の体だけではなく、ご主人の体、お子さんたちの体も作っていくのです。 ですから明快塾の塾生のみなさんには、今のうちにご自身の日頃の食生活を改めて見直していただき、食生活にちょっとした工夫や改善を加えることで、全身の健康状態や、ご自身の歯肉の様子が変わっていくことを体感していただきたい、そんな思いでお話させていただきました。 では具体的にはどんな話をしたのか、そのへんはまた明日。 明日は、私が誇る「タケスエ歯科&丸森歯科☆選抜メンバー」たちの活躍ぶりと合わせてお話させていただきます。 |