内海香織様 30代 女性 横浜市戸塚区在住
さきほどご紹介した内海さんの奥様です。もともと奥様が最初にご来院いただきました。当院のOG衛生士(世川晶子)の紹介でのご縁が始まりで、長いお付き合いをさせていただいております。
タケスエ歯科医院との出会いは、まったくの偶然でした。 お料理教室で同じテーブルになり、仲良くなった歯科衛生士さんが当時勤務していたのがタケスエ歯科医院だったのです。偶然とは続くもので、その後、実家の引っ越し先が旧タケスエ歯科医院から徒歩2分だったこともあり、実のところ、タケスエ歯科医院の理念等も全く知らないまま、初めてお伺いした次第だったのです(ごめんなさい)。
タケスエ歯科医院のような歯医者さんに巡り合うのに苦労している人とお話するたびに、本当に貴重なご縁だったのだなと改めて感じ入ります。 当初伺ったときは、親知らずの抜歯を希望していたのですが、大先生が総合病院の口腔外科を紹介して下さいました。紹介先で抜歯等行ったため、タケスエ歯科医院に通うことはありませんでしたが、なぜ私の場合は総合病院の口腔外科で抜歯を行うべきか、などの説明を丁寧にしてくださり、初診の患者なのに親切にしてくれるのだな、という印象でした。
その後は仕事が忙しくなってしまったので、歯が不調な時は、都内の勤務先近くの歯科に通っていました。 そこで右下奥歯の「神経を抜く」という治療を始めて体験しました。よく耳にする治療でしたし軽く考えていたのですが、治療後の経過がとても悪く、神経を抜いたというのに、ずっと痛みと闘う日々でした。
体調が良ければ鈍痛程度で済みますが、少し体調が悪くなると一気に痛み始める。 そんな日が半年以上続いたでしょうか。せっかく夏休みにオーストラリアの離島まで行ったのに、飛行機の中で痛み始めてまったく楽しめないというありさまです。 帰国後、とうとう高熱が出て、右の顔が腫れあがるという事態になりました。
「そういえば、親知らず抜歯の時にお世話になったタケスエ歯科医院では、普通の(保険治療の)歯医者さんより一歩踏み込んだ治療をしてくれるという話だった。今のままでは好転する気配はない。タケスエ歯科医院で一度みてもらったらどうだろうか」と思い立ったのが、本格的に通い始めるきっかけでした。 私の場合、歯根の一番奥の奥に抜いた神経の一部取り残されていて、そこが膿んでしまったのが原因とのこと。そこまで治療が行き届くかどうかが保険診療と自由診療の差である、というお話をしてくださいました。
改めてタケスエ歯科医院で治療をお願いし、あれから5年以上が経ちますが、痛みが再発したことはありません。あんなに痛くて不安だった日々がウソのようです。 歯は身体のほんの一部なのに、痛んだり違和感があったりすると、もう全て何も手につかなくなってしまう。このこと以来、歯の健康を保つことの大切さをまさに"体感"し、定期検診に欠かさず通うことにしました。
昨年の検診では、衛生士の久保田さんから、歯ぐきに出血がある、と指摘されました。 虫歯や歯周病がないにもかかわらず歯ぐきから出血する場合、いろいろ可能性はあるけれど、私の場合、甘い物の食べ過ぎでいわゆる「ドロドロ血」になっているのでは?とのお話。実は、久保田さんの指摘どおり、甘いものが大好きで毎日間食ばかりだった私、40歳を迎えそろそろ生活習慣を改めましょう、という身体からのメッセージなのだと思い、ダイエットも兼ね、平日の間食を原則やめるようにしました。
最初は大変でしたが、ようやく慣れた頃、人間ドックで、LDLコレステロールの値が、130mg/dlから108 mg/dlへと改善され、判定もAランクになりました。 定期検診は虫歯や歯周病のことだけと思っていましたが、全身の健康を保つのにも役立つのですね。おかげで、自覚症状を体感する前に、体質改善もすることが出来て、感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日のブラッシングは大変だなと感じることもありますが、定期検診の日を励みに、今日もがんばります。